マイコンなどのICの収納方法について、
今までは、適当なカットしたスポンジに挿してチャック付きのビニール袋に収納していたり、秋月などで購入すると導電性のスポンジに刺さった状態で発送されるのでそのまま保管していました。
数が増えてくるとバラバラで管理がしづらくなっていたので、色々検討していて以下のようなケースを自作することにしました。
上記のようなケースを購入するのが早いのですが、ちょっと大きいのと、普段使っている保管ケースとの相性もあって自作しました。
ポイントは、ケースの内寸高さがだいたい19.5mmぐらいで、スポンジを2種使いますが、どちらも10mmなので合計20mmになる。閉じたときにピッタリ接触して隙間ができないです。
DIPタイプであれば、導電性スポンジが硬めのウレタン素材なので、ザクッと刺さりますが表面実装タイプだと動いてしまうので、隙間ができないようにする必要があります。
あと、導電性スポンジは固めのざっくり刺さるタイプで、もう一つは両面テープ付きのウレタンスポンジです。こちらは柔らかいスポンジなので、閉じて押さえつけたときにこちらのスポンジが収縮するようにします。そうしないと固めの導電性スポンジが潰れてしまいます。
つくりかた
導電性スポンジをケースに入るようにかつちょっと大きめにカットする。
小さい収納ケースの底にカットした導電性スポンジを押し込む感じに敷きます。
ウレタンスポンジ(テープ付き)はフタ側貼り付けますが、丁番側を少し隙間を空けます。ギリギリだと閉じるときに引っかかるので。
おいてみて、無理なく入るか確認。
位置決めしたら、一部だけ両面テープのシールを剥がす。ポイントは全部ではないです。位置決めするだけの少しにします。
ゆっくり閉じていく。全部シールを剥がすと、このタイミングでフタに張り付いてずれます。
最後まで閉じます。ここでシールを剥がした部分のテープでフタに張り付く。
フタに固定されたら、一旦全開する。
残りのシールを剥がして、完全に貼り付けて完成。
使用例。開けるときに表面実装タイプはスポンジで弾かれて少し動きますが、許容範囲かと思います。閉じた状態で、激しく振ったり、縦にして衝撃を与えても表面実装ICでも動かないです。
なかなか気に入ってます。