前回のつづき
今回は高速化されたJetsonを稼働させて、アイドル状態や計算中の消費電力を計測しておく
状態 | [V] | [A] | [W] | 備考 |
---|---|---|---|---|
起動中 | 5 | 0.4 | 2 | jetson_clocks実行前 |
アイドル | 5 | 0.4 | 2 | jetson_clocks実行前 |
アイドル | 5 | 0.6 | 3 | jetson_clocks実行後 |
高負荷(Min) | 5 | 1.8 | 9 | darknet動画の物体検知 |
高負荷(Max) | 5 | 2 | 10 | darknet動画の物体検知 |
確かに高負荷時に10Wで動作している模様。
ピーク時のCPUやGPU温度はおおむね55~60℃程度。写真に写っているファンは12V用のもので、ほとんど風が出てなかった。(Jetson Nano用のCPUファンは5V 40x40mmのPWMタイプ推奨)
当初は実験用電源装置(Max3A)で実施したところ、ピーク時に電源が落ちてしまう問題があったので、急遽変更して、Jetsonで利用しているアダプタ(5V, 4A)にクランプメータを挟んで計測。
ピーク時に実験用電源が落ちてしまったのが解せないが、瞬間的に10W以上になっているんじゃないかと。だから余裕をもって4A程度のアダプタを利用するのもわからなくもない。(上表だと2.5Aぐらいのアダプタで動作しそうだが)