そもそもLTSpice
上でどうやって可変抵抗
を表現するのかを調査したときのメモ
可変抵抗の表現(パラメータスイープ)
実際の可変抵抗器のしくみと同じで、2つの抵抗を使った分圧回路
で表現する。LTSpice上で各抵抗の値をパラメータ化して、抵抗値をスイープさせることができる。SPICE Directiveコマンドは以下の通り。(ほかにも幾つかある)
.op .step param [パラメータ名] list [値1 値2 値3...]
.op .step param [パラメータ名] [開始値] [終了値] [刻み]
以下のように分圧回路を作成し、抵抗値をパラメータ化
させる。例では、1KΩの可変抵抗に10Vの電圧を印可し、100〜500Ωの範囲で出力電圧をプロットした結果。(結果の横軸が指定したとおりになってないが。。)
分圧抵抗の法則
上記の可変抵抗の場合、以下のようになる。
シミュレーションと同じ結果になることが確認できる。