Windows IoT CoreのFTP、ファイル共有、Web管理ツール

前回はPowerShellを使ったログインやユーザ管理を試したので、続いて今回はデフォルトで稼働している各種サービスについて確認する。

Webベースの管理画面

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ブラウザからポート番号8080番ポートにアクセスすると各種管理・設定画面が表示される

http://[device name or IP address]:8080

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恐らく、Node.jsが裏で稼働しているであろう管理画面で、Power Shellで操作した大半のコマンドが実行できそう。 アプリのデプロイ画面があるので、作成したUWPアプリをここから配置できる。

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ファイル共有サービス

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linuxのsambaのような機能。このサービスが稼働していると、デバイス上のファイルディレクトリへExploreからアクセスできるようになる。デフォルトではデバイスのCドライブへアクセスができる。

\\[device name or IP address]\C$

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サービスの開始および停止方法は、Power Shellでログインして以下のコマンドを実行する

> net stop Server /y > net start Server

ブート時にこのファイル共有を停止および開始するためには、Power ShellでログインしてレジストリのDWORD値を変更する

> reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\lanmanserver /v Start /t REG_DWORD /d 0x3 /f
> reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\lanmanserver /v Start /t REG_DWORD /d 0x2 /f

FTPサービス

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ftp://[device name or IP address]

特筆すべきものは何もなし。フツーのFTPサービスである。もしこのサービスを停止したい場合、Power Shellでログインして、プロセスをkillする。

> kill ftpd*

ブート時にFTPデーモンを起動しないようにするには、デバイス内の起動時のスタートアップバッチファイルを編集するしかなさそう。(Power ShellコマンドのIotStartup listではftpdは表示されない)

system32ディレクトリ下のIoTStartupOnBoot.cmdをエディタでオープンする。

\\raspi2\C$\Windows\System32\IoTStartupOnBoot.cmd

30行目あたりにftpd.exeが存在する場合、startコマンドでftpd.exeを実行している箇所をremを追加してコメントアウトする。

REM start FTP if /i EXIST %SystemDrive%\Windows\System32\ftpd.exe ( rem start ftpd.exe >nul 2>&1 )

あとは、デバイスを再起動してftp://[device name]でアクセスできないことを確認すればよい。ただこのファイルはシステムファイルなので、Coreイメージをアップデートした場合は、恐らく元に戻ってしまうはず。PC版Windowsのようにサービスの開始・停止の設定ができるといいが、サービスではないので、無理そうだ。

次回は、VisualStudio 2015でUWPアプリを作成して、Lチカをやってみる予定。