3Dプリンタ用のフィラメントの保管についてのその後

以前5月に、以下の投稿でフィラメント保管について記載しました。

フィラメントの収納

いろんな作業を経て、12月に入ってから3Dプリントが必要になったので久々に印刷してみたところ、ABSのプリントが立て続けに失敗するようになって困ってました。

症状としては、

  • ベッドに定着しない
  • ABSスラリーなどを添付して強固に定着させても、印刷がスカスカになる

そこそこうまくいった印刷結果
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なぜかダメだった結果
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なんというかミイラのようにスカスカでボロボロになる症状。まだこれでもマシで、ひどいと毛むくじゃらのゴミが散らばっている結果になってた感じ。以前は普通に印刷できていたフィラメントを使っているので、相性とかではないです。

ABSは以前の投稿でも書きましたが、反りとの戦いでしたが、そんなレベルではなく、まともに印刷できない状態で何がいけないのか困ってました。

冬場ということもあり、ABS印刷時の印刷空間の気温低下がまず気になりました。印刷中の気温は20℃前後とかなり寒いです。自作したスタイロフォームのエンクロージャで密閉して印刷したところ60℃近くまで上昇(ベッドの加熱による)しましたが、ボロボロスカスカは改善せず。

フィラメントの反りとの闘い

色々ネットを巡回していて、「これじゃないか?」と思ったのは、保存状態が良くなくて、湿気を吸ってしまったのではないか?ということです。真夏の多湿を経ているのでありえます。

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保管箱に半年ほど放置状態だった乾燥剤取り出してみると、開閉の頻度はそれほどでもなかったのですが、確かに湿気を吸っており、炊いたご飯を冷凍したみたいにカチカチになっています。本来はマメにチェックして交換するのがベストですが、長続きしそうにないです。

保存状態の良い同じABS素材があるわけではないので確証はないですが、別の購入して間もないABSフィラメント(工業用グレードとあり、混ぜ物が結構多い)で同じモデルを印刷したところ、問題なく印刷できました。今のところ犯人は湿気だと思っています。

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フィラメントの保存方法の再検討

以前購入した密閉用の箱のシール部分はシリコン素材でがっちり密閉していると思っているので疑ってないです。が、やはり出し入れすれば、外気にさらされてしまうわけだし、逆に密閉しているので多湿状態がキープされて余計に良くない気もします。そこで、フィラメントの保管方法を再検討してみます。

といってもできそうな追加対策のポイントとしては、

  • 1つずつ個包装にする
  • シリカゲルと一緒に減圧(ポンプ等で個包装内の空気量を減らす)状態をキープする
  • 個包装は繰り返し使えるもの
  • シリカゲルは加熱すれば再利用できるもの

そこで早速、amazonで以下を購入しました。

個包装の袋は衣類用の真空状態にする圧縮袋で、圧縮弁がついているものです。大型リールのサイズはおおむね25cm x 7cmぐらいなので、一辺が40~45cmほどのものを探します。

シリカゲルは青色で、吸水すると色が変わるものを進めます。色が変わったらフライパンなどで加熱すると再利用できます。

個別に密閉して保存してしばらく様子みることにします。

吸水してしまった?フィラメントは。。捨てるかアセトンで溶かしてベッドに密着させるかにします。一応乾燥させると使えるようなことも書いてありますが。

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